＜ドッグショーのシステム＞

まずは年齢分けについて

ベビークラス	生後４ヶ月１日以上６ヶ月以下
パピークラス	〃６ヶ月１日以上９ヶ月以下
ジュニアクラス	〃９ヶ月１日以上１５ヶ月以下
ヤングアダルトクラス	〃１５ヶ月１日以上２４ヶ月以下
アダルトクラス	〃２４ヶ月１日以上
チャンピオンクラス	〃９ヶ月１日以上のチャンピオン犬

単独展・単独システムの時は、これにそれぞれ自家繁というクラスが加わります。
但しチャンピオンクラスには自家繁クラスはありません。

次はグループ分けについて

1Ｇ	シープドッグ＆キャトルドッグ（スイスキャトルドッグは除く）　シェルティー、シェパード、コーギーなど
2Ｇ	ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ＆スイスキャトルドッグ　ボクサー、ブルドッグ、ドーベルマン、セントバーナードなど
3Ｇ	テリア　エアデールテリア、ブルテリア、ヨークシャテリアなど
4Ｇ	ダックスフンド　スタンダードダックスのロング、スムース　ミニチュアのロング、スムース、ワイヤー　カニンヘンのロング　以上６種類
5Ｇ	スピッツ＆プリミティブ・タイプ　ハスキー、秋田犬、柴犬、チャウチャウ、ポメラニアンなど
6Ｇ	セント・ハウンド　バセット、ビーグル、ダルメシアンなど
7Ｇ	ポインティング・ドッグ　イングリッシュポインター、アイリッシュセターなど
8Ｇ	レトリバー、フラッシング・ドッグ＆ウォーター・ドッグ　コールデン、ラブラドールなど
9Ｇ	コンパニオン＆トイ　チワワ、シーズー、マルチーズ、プードル、キャバリア、パグ、パピヨンなど
10Ｇ	サイトハウンド　アフガン、ボルゾイ、サルーキーなど
11Ｇ	ジャパニーズドッグ　秋田、狆、グレート・ジャパニーズ・ドッグ、日本スピッツ、日本テリア、甲斐、柴など

（この１１Ｇは、２０００年４月１日以降開催の連合展において、適応される新グループです。クラブ展、ＦＣＩ展には適応されません。）

審査はトーナメント方式で行われます。
それでは一般的なクラブ展について説明します。

午前中は、ベビークラスとパピークラスのマッチショー、そして大人クラス（ジュニア以上）のチャンピオンシップショーが行なわれます。
午後からはグループ選となります。

それぞれのクラスの審査は・・・

最初にそれぞれ同じ犬種の中から、牡・牝に分かれ、更に上の表に書いてある年齢別のクラスごとに分かれて審査を受け、牡牝一頭ずつのＢＯＢ(Best Of Breed)を選出します。
以上午前中。

午後からは、このＢＯＢを獲得した犬の中から、ＥＸＧ(Excellent Group)を牡牝１３頭ずつ選出します。
そして、このＥＸＧを獲得した犬の中から３頭を選出し、牡の一席にあたるＫＩＮＧと、残り２頭をＲ．ＫＩＮＧ（Reserve King）とします。

同様に、牝の一席のＱＵＥＥＮを選出します。
この時点までは、牡と牝は別々に審査を受けているわけです。

最後に牡の一席犬ＫＩＮＧと牝の一席犬ＱＵＥＥＮが戦い、どちらかが、そのドッグショーの最高栄誉であるＢＩＳ(Best In Show)に輝きます。

ＤＳＪ .ドッグチャートポイントシステムは、誰もが手軽に点数計算して楽しめるシステムとして1993年度から開始されました。

獲得点数は下記の計算表を用いて算出されています。

◆点数計算表◆

●　ク　ラ　ブ　展　●
／	100～200頭	201～300頭	301～400頭	401頭以上
ＢＩＳ	8	10	12	15
KING、QUEEN	6	8	10	13
R.king、R.QUEEN	4	6	8	10
ＥＸＧ	2	4	6	8

●　連　合　会　展　●
ＢＩＳ	15
KING、QUEEN	13
R.king、R.QUEEN	10
Ｇ１	8
Ｇ２	6

●　単　犬　種　展　●
ＢＩＳＳ	10
ＢＯＳ	8
ＷＤ、ＷＢ	6
ＲＷＤ、ＲＷＢ	4
ＥＸ	2

●　犬　種　群　展　●
ＢＩＳ	15
KING、QUEEN	13
R.king、R.QUEEN	10
ＥＸ	8

●　単独システム　●
ＢＯＢ	8
ＷＤ、ＷＢ	6
Ｒ.ＷＤ、Ｒ.ＷＢ	4
ＥＸ	2

●　本部展／ＦＣＩ展　●
ＢＩＳ	30
KING、QUEEN	25
R.king、R.QUEEN	20
Ｇ１	15
Ｇ２	12
Ｇ３	10
Ｇ４(本部展のみ）	8

・同一展覧会の点数は重複して掲載しないものとします。
・クラブ展における頭数は出陳実頭数で、出陳目録の頭数とは異なります。

ＪＫＣドッグショーの主な結果はドッグスポーツジャーナルの「ＪＫＣドッグショーレポート」に随時掲載されています。

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